宝物を見せてもらった。
ずっと行こうと思っていた古本市が始まっていて
帰り道にふと立ち寄った。
夫が好きな作家の本の翻訳版を見つけて
その作家の誕生日は私と同じらしくものすごく迷いながら
ふと見上げるとヒエロニムス・ボスの本がそこに。
これは、買い。
と手にして物色していると思わず隣に知った人が。
Wさんは神戸では犬も歩けば棒にあたる位に知る人は
皆知っているような絵描きさんで
私の初めての個展から知り合ってだいぶんと経つ。
あんまりにも久しぶりだったので話がはずんで
(と言ってもほとんどがお話を聞いていたのだけど。。)
とっておきのお話と宝物を見せてもらった。
どうして表現したいのか。
私の内側の時間の流れがそれに添うようで
そこにある景色は一体どう私にみえるのだろう
あんまり上手く話せなくて
後々考えると違うような事もある。
或いは話せば話すほど辿り着けずにいる事も。
楽しむこと。
言葉はとても大切な気持ちを伝えるものなのに
未だにあんまり上手く使えていない。
私が描いたその日の絵日記は
今までにもらった好きな言葉やいろいろを滲ませた。
もっと沢山の言葉を知っていたように思うけれど
いざとなるとすっかり忘れてしまっている。
思い出せないだけで覚えていることが
どれだけ多いことだろう。
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