2021年5月2日日曜日

Remember the kitchen when I was a kid

 小さい時の記憶って

断片的に散らばっていて

その一つは台所のいろいろ。


70年代に子供時代を過ごした私が育った家には

メロンシロップを薄めたようなゼリーみたいな色の

四角い器があったり、ピンクに金の縁取りがある蓋付の入れ物や

オレンジやレモンの輪切りの模様の布巾や

琺瑯のボウルや鍋、鉄のフライパン、鉄の中華鍋があって、

土間を改装していたのでレンガ積みの棚や左手の洗濯場からは

常に隙間風が入ってきていたのを思い出す。

洗濯場の下をのぞき込むと縁の下がずーっと暗くて

よくよく見るのは怖いしあんまり奥まではいくら目を凝らしても見えなかった。


沢山あった器たちは使い勝手が良く、大皿に小皿に小鉢にお手塩にお茶碗に

と食卓は掘りごたつにそなえた炬燵机で

器と食事に溢れる場所であった。


今もそうだけれど、大概の時間をダイニングテーブルで過ごしてきた。


柑橘果物の輪切りの図は好きな柄で時々描く。

その度に子供の時の台所の記憶がよみがえる。


それから

風が強いこの時期になると

祖母が島で柏餅を作ってくれたことを思い出す。

柏の葉が無いので、少し歩いた山道の葉を摘んで

これが代わりになるから、

と美味しい柏餅みたいなおやつを弟と食べた。


5月は島の自然がもっとも輝く季節だとおもう。


今年もまた、渡ることが叶わないまま。

気が向いたら、出かけられる

そんな日常に戻ることができますように。


今年の初夏は寒くて風がいつもより強い。

雨も多くて、どうしたことだか。

晴れるだけで気持ちもおおらかになるような気がする。


出来ることをして楽しむ。


主人のコンポストの菊菜が花盛りで

もう、植え替え時というので部屋に飾る。

急に自分達以外の生き物が部屋に華やかさを

放っていて目が覚める。

とっても、可愛らしい。


スペインの友人が炊きごみご飯の写真を送ってきてくれた。

無類のお米好きの私にはたまらない絵で食べたいーーー。

とういうことで、

今日は昨日炊いた浅利ご飯の残りを作って

パエリア風ご飯料理を作ることにした。

パンも懲りずに焼き続けて

美味しくなってきている気がする。


ぜーんぶ、じっくり見つめて

じっくり過ごす。


楽しむ、楽染む。




”New products"
Small dishes, pattern of citrus fruits.
Round slices of oranges and lemons.
One of my favorite patterns.



"New product"
Before I knew it, it had a flower pattern.
I remember the kitchen when I was a kid.


"Chrysanthemum blossoms from my husband compost garden.
They give us so lovely moment at one of the early summer day.







0 件のコメント:

コメントを投稿

Get your comfortable

二年経って、私的な日記を綴ります。 もしも何処かの空の下で目にして下さるならば どうかそっと。 いつも私の英文チェックをしてくれて、 いい場所を見つけたら”chasing yuko.(my first yuko)”の写真を撮ってくれたものでした。 LinkにあるHusband の...