2021年1月17日日曜日

1.17

 今日は特別な日。

26年前の出来事と出会いを思う。

あの日の朝、地震によって世界が変わった。


自分ではもう、26年も経ったなんてと

実感する程というよりも、私にとっては日常になっているのだろう。

あの時、私の家族は辛うじて生き延びた。

その後の生活はずっと、綱渡り。

だけれども、食べることは大事な事と両親から繋いでもらった。


今度はまた、おかしな状況で世界中が右往左往している。


今も、どうして行ったら一番良いのかなんて、

全く、予測がつかない。

ただ、出来るならば、好きな人と一緒にいて、好きなことを続けていたい。


あの時、唯一通じると噂を聞いて、少し歩いた先の公衆電話の

長い列に並んでいた時、

突然、グレイ色の何かが空から降り始めた。

雪?

では無く、それは灰だった。

恐らく、震災後に火事が多発していた当時

風と雲がその火事の空気を吸い込んで私達の地域まで

運んで降り注いできたものだった。

はっと、井伏鱒二の”黒い雨”を思い出した。

忘れられない、私は全くの部屋着で白いトレーナーだったと思う。

灰は頭や服に降り注ぎ続けた。


それからしばらくして季節は変わり、

春のある日、庭だったか、草花をじっとみていると

花びらも葉っぱも皆、必死にお日様の方へ手を広げるかのように

全てを広げて風に震えながらそこに生きていた。


忘れられない、私は急いで、マリーゴールドのような花をちぎり絵にしたのを

覚えています。


そんなで特別な今日は

浩子さんに会いに行った。

この時期だけれども、魂の展覧会をしている。

元町の小さな”花林書店”という素敵な空間で。

食料品が命を繋ぐように、

私にとって、また、ある人々にとっては、魂に触れる機会は命を繋ぐ。

そう思って、今日。

浩子さんは変わらず、魂からそこにいて野花のように素朴に

咲いているかのよう。


ありがとう。


私も、命ある限り、

そう生きていきたい。



"1995.1.17 at Kobe in Japan."
Snow-like ash began to fall from the gray clouds as
I lined up in a long line of payphones in the only area.
I remembered Masuji Ibuse's "Black Rain". One of the unforgettable things.


"LIfe"
One day, as I stared at the flowers blooming in the garden, everyone was desperately or essentially spreading their petals and leaves toward the sun and trembling finely in the wind.
I felt that something in life was transmitted.

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