2022年1月30日日曜日

Sunday cloud

 

今日、買い物帰り。

重たい荷物を抱えながらもうすぐ家に着く手前の

夕方前の薄青い澄んだ空に

こんもり、ポヤンと

浮かぶ雲を見た。


時々、空を見上げては マグリット

と、おもう。

今日のそれは少し違う雰囲気ではあったけれど

そこからの帰り道をすこし、リッチにしてくれた。

そのような一時の出会いを味わって今日を生きています。



小さい頃、よく祖母に駅近くの喫茶店に連れられて

一番好きなボンゴレばかり食べていた。

夏は白玉入り宇治金時のカキ氷に頭をキンっとノックされた。


そんなで大人になった今でも

急にたまらなく、どうにも

ボンゴレを食べたくなる時がくる。


大概は自分で簡単に作るのだけれどあの味では無い。

小さな frustration フラストレーション(不満足)が

「あの味をまた食べたい」と私に刻み込まれてゆく。


そんなで念が強すぎたのか友人に伝わって

別の形で美味しいごはんを頂いた。

冷え過ぎた身体がほぐれてゆく。

心も身体もあったまった良い夜だった。


でも、やっぱり、

また食べたい。


ずっと食べたいあの味。

出会ったらまた、もっと食べたくなるんだろうなぁ。

そういう気持ちを抱きしめていこう。


1月は流れ星みたいな交差点に幾つか出会えた煌き月だった。


強く優しく美しく

鞍馬山に想いを馳せる。



それから不思議な事に

1月31日の今日、

ここからは酔拳での独り言と感謝の気持ちの追記。



満月堂さんのおかしを頂いた。


数年前の今日はたまらない記憶が残る

大きく蒼く輝くスーパームーンと呼ばれる満月の夜だった。


忘れられない記憶が人にはある。


そのような言語に出来ないメッセージのようなものが届いて

空である心にポンヤリと浮かぶ。


何次元からか今日の私まで

明日の私へと続く。


他の命を食べて生きてゆく動物達の輪に

はみ出ながらも沿わせてもらう私達。

「いただきます」

「ごちそうさまでした」


質素でシンプルで

根っこから好きな日本語。


今日もありがたく頂く。



ぽんやりした雲を見上げて

煌めく流れ星を掴み抱きしめ続けて行きたい。






"Sunday cloud"
When I saw on the sky of clouds.
Sometimes I remembering Magritte.

Day dream..
Like a sent moment.


2022年1月23日日曜日

Intersection

 

時々、交差点みたいな時間に出会えることがある。


その時は楽しすぎたり、何気なく過ごして

後から気づく。

あぁ、交差点みたいな時間だったって。


奇跡みたいな流れ星みたいな

意図してではなく

瞬く時の中で生きていることに気づく時や場所。

ふと気づくと散りばめられたカケラを手にしている。

楽しめる自分でいたい。



出会いと別れの最中で皆、生きている。


そんな中である人に出会って

その人の愛犬の写真を見せてもらった。


なんて、可愛いい!!


そのような可愛い子に出会っちゃったら

描いちゃうよね〜と、

その人はすごいパワーのあるかっこいい人で

ふと、想像の渦巻きの中でイメージが湧いた。


ふむ、花札の大吉札で

私は上手い口上を持っていないけれど


ーーーここからの未来をお祈りいたしやすーーー


の、気持ちで描いた今日の絵日記。



霜焼けの足先を握りしめながら

にしてもなんせ、

早よ、ぬくくならんもんかいなぁと切に思う。


そんなで今夜はピェンロー風鍋であったまった。

そのような冬のある日曜日。






”To Princess W”
A dog drawn because it is so cute!
The owner is also a cool person, and I am grateful for the good encounter.
I wish to them wonderful 2022.




2022年1月18日火曜日

Full moon of January

 

今夜は満月。

1月の満月にはとても深い思い入れがある。


忘れられない


忘れた方が良いのか思い続けた方が良いのか

判らなくなる位に。

だけど

今朝の夢は素敵だったから

大切に思い出している。



先日、Wim Wenders 監督 Paris,Texas を映画館で観る機会を得た。

何度観てもその度に感じ入るものがある。

ある人を思い出したり。

ある時を思い出したり。

その人々の気持ちを想像して自分の内側で見てみる。


Ry Cooder の音が

とても心地良い。


あんまり人間は好きで無いのかと思いきや

素敵な友人と、主人と出会って変わった。

人と一緒で無いと生きて行くのは難しくて

好きだけど上手くいかない事の方が多いから

時々、毛嫌いする様な気持ちになるのかもしれない。



芯から冷える今日、お昼間には少し吹雪いて

夜の始めにもちらほらと雪が舞っていた。


満月の今日から道筋が照らされているのかもしれない。


明るくて暖かい方へ向いて行く。







"PARIS, TEXAS”
Film by Wim Wenders, Music by Ry Cooder. 
1984
I love this movie.


”PARIS, TEXAS”
The voice and poetry that remain in the back of my ears.


2022年1月15日土曜日

Angel of Diva —One of long Saturday ー

 

忘れられない映画

"Diva"


ジャン・ジャック・べネックス監督。

前にも書いたけれど

まるで自分の内側を浄化するかのように

猫がそれまでを無かった事と毛繕いするように

この映画のサントラを繰り返し聴いてきた。



映画は見るたびにその青彩が私に染み込んで来るような

美しい真珠のような映像の記憶。


今朝のニュースで数日前にべネックス監督が永遠に旅立ったと知って

当時買ったCDを久々に開けてみる。

あの白く輝くドレスと

天から降り注ぐような声と

Innocent な物語。


たまにバケットにバターを塗って食べたくなるのは

この映画から。


衝動的に即興で描いた。



それから

今日は、とんど焼きの前に近所の神社の神様にお参り。


それから

ずっと、映画館で再観したかった”ベルリン天使の歌”へ。

4Kデジタルリマスター版というのか

観たかった世界がそこに。だけれど、、

私にとって印象的な図書館のビルの外観と朝日か夕陽を待つ天使のシーンは

見ることが出来なかった。

あの幻想的なシーンはもう、永遠に観れないのかもしれない。

と、思うと、

やはり映画館で上映される時はまた、もしかしたらと

出会いに行きたいと思わせられる。


だけれども

何度見てもその世界へ戻り

見る度にその詩にあぁ、と時にはハッとする。


新月の夜は決断の時。


エンドクレジットの時には滔々と涙が溢れていた。



それから

たまたま見つけた台湾料理のお店でお昼ご飯。

度々、年末年始を台南で過ごしていた私達に

優しいお店でニコニコしてお腹一杯。


お店を出るとまるで天使の羽の様な雲が浮かんでいた。


午後からはギャラリー島田で津高さんと堀尾さんの展示会へ。

津高さんの絵の前で

私はただ涙が出てくるのだった。



それから

友人のお店に寄り道して変わらない笑顔に暖かい時間を過ごす。




映画を噛み締めながら

美味しくてお腹いっぱいだからか

友人と和みながら

追悼の気持ちが飛んだのか


それから

見上げれば虹、そして月。


神社も教会もモスクもシナゴーグも美術館も図書館も高架下も学校も

Barも保育園もラヴホテルも

一緒の街にあるコスモポリタンカオスの居心地の良さ。

だけれど夫曰く

“チーズとだし巻き卵は一緒に食べない”

らしい。。


全ては変わってゆくのだけれど。





"Diva"
One of my favorite and unforgettable movies.

I saw a movie today.
That's Wim Wenders movie. "Wings of Desire"

This is too, one of my favorite and unforgettable movies to me.
Looking up at the sky, clouds and the moon like angel wings.
I met angels today, that's my feeling.
 


RIP Jean-Jacques Beineix.


2022年1月4日火曜日

Hatsuyume --The first dream of the New Year--

 

今年の初夢は


スペインに住む友人から

缶の箱に入った涙の粒と、

何か赤いおもちゃみたいなのが届いて

私はその涙を壊れないように目薬みたいのを使って

ゼリーにした


そのような夢だった。




年越しは素敵なBarで過ごすことが出来た。

染み入る時間、音楽、詩



YES!



ホドロフスキーも来るものは全てYES!と云った。



ー楽しむことだー



友人に教えてもらったジェリー・ガルシアの言葉。





好きな人と好きな事を



私の中の平和をやり通すこと



そこは変わらない。



ふん、


自分の奥に有る情熱を抱きしめる。

なんしか、いつか、

皆の笑顔が輝くくらいの

ミラクルな素敵が起こりますように

と、

勝手に胸に秘めて今日も生きています。



そうさ、人生甘くは無いぜ

ララララ♪



輝く三が日を!

と弟に云われたせいか、滋味に籠りながら

輝く方へ、茹で卵入りのアンチョビポテトサラダを作ったり

好きな音楽を聴きながら心向くままに

初夢を描いた。


今年、初めの絵日記です。



"Hatsuyume"
The first dream of the 2022.






Get your comfortable

二年経って、私的な日記を綴ります。 もしも何処かの空の下で目にして下さるならば どうかそっと。 いつも私の英文チェックをしてくれて、 いい場所を見つけたら”chasing yuko.(my first yuko)”の写真を撮ってくれたものでした。 LinkにあるHusband の...