雨上がり、沁み込むような寒さが訪れている。
今朝の空は静かで薄青く、
欠け始めた月が見つめるように浮かんでいた。
これから本格的に冬に近づいていくのだなぁと
他人事のようにおもいながらも身体はシンとして
寒さに耐えようと静かに変わりつつあるよう。
どうにも居心地が整わない。
早く、全て、ガソッと片付け切ってしまいたい。
次から次に面倒くさい。
無言で腹に力をいれて受けては鼻息と共に片付け返す。
そのようにしていたらもうすぐ年が変わりそうで
ずいぶんと疲れてしまっている
が、まだつづくよう。
私がカップスープばかり飲んでいたせいで
主人が小さなカップ麺を山のように買ってきた。
良かれと思ったらしい。が、
あかんやつ、あかんやつ。。
そーこーしながら毎日、
私は心を震わせながら聴いている。
寒さにも似てしんしんと沁み込むように
心に響く。
涙を出して、心身を循環させようと
自然に自分を補修しようとしているかのよう。
それぐらいに意図しておらず不思議な位に聴き込んでいる。
そんなで師走へ向かおうとしているこの頃。
明日へ走り抜けて今日を迎え撃つ日々が続いている。
こんな時は、大好きな友人と一緒にご飯を食べたり
乾杯したりしたい所、
タイミングがつかめていない。。
色々とあるもんだが
どんなたまらない時も
主人が一緒で、主人と一緒で良かった
とぽつんとおもう。
陽だまりの縁側で、顔見知りの野良猫と一緒に
ゆっくりと濃く滋味のある羊羹をつまみながら
瑞々しい青葉の香りの煎茶を両手にひなたぼっこがしたい。
今はただ、ショパンに胸を打たれる。
"Image from Ballade no.1 in G minor.op.23" Sentimental ballad by Frederic Francois Chopin... Under the sky in November. |
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