鐘の音が響いて鳴り止まない。
頭の中で。
ピアノの音色が響く。
例えばステンドグラスと窓から指す太陽の光の中で
輝く中で自分も響いて輝いてみたい。
ピアノとして生まれていたら
自分の音を引き出して開いてくれるピアニストに出逢えるのを
じっと待つのだろうか。
楽器として生まれていたら。。
自分の奥底にある響くような大切なものを
引き出して生きてゆけたら
それはどんなに素敵だろうか。
そんな事を想像しながら、
リストのカンパネラを聴きながら描いた。
鐘の音が鳴り響くような音を鍵盤曲にするような
その暮らしや時代の背景までを知りたくなる。
18世紀、19世紀の人々はどんな音を聴いて
生活していたのだろう。
勝手な想像ではもっと素朴
シンプルな音の響き。
建物の中外で響く鐘の音や自然を感じて産み出される響き合う和音。
今では電子音が鋭く耳に響く日常に
なってしまっているけれど。。
耳に入って響く音はもっと違っていたのだろうなぁ。
そうこうしているうちに
ちょっとした面白い出会いがあって
中華街に出来た新しいgalleryへ足を運ぶ。
時間を感じた分を重ねられた
その人にしか描けない地図のようでまだ進行形の作品達。
良い時間だった。
ふと、
人との距離感が解らなくて
急に足が止まる事もある。
さてさてそんなで
二日酔いの週末、迎え酒でまた二日酔い。
体力が落ちとるな。。
とスロウに目をつぶる。
月が変わって
また、高いところから鐘の音が響き始める。
"La Campanella” ーpiano solo by Franz Liszt and Niccolò Paganiniー Imagine the sounds that people in the 18th and 19th centuries might have heard. The sounds of the bell begins to ring. |
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